【感想】「新しい文章力の教室」から学んだこと5選

ブログを始めて4ヶ月。自分の力で稼ぐために始めたはいいけれど「今のまま書き続けていくので本当にいいのか?」と悩んでいました。

そんなとき下記のツイートを見たんです。

「伝える力…果たして自分の書いた記事は伝わるのだろうか?」

「伝わらないなら今のうちに勉強しておいたほうがいいな」

と感じたので、まずは文章について学んでみようとの結論に至りました。

いろいろ調べた結果、ブログ初心者にオススメとされている「新しい文章力の教室」を読んでみました。

少し内容のネタバレもありますが、読んで学んでみた感想を紹介します。

この記事で伝えたいこと

  • どんなことが書いていたか
  • 何を学べたか
  • そこから何を感じ、どう活かしたいか
書籍情報

書籍名:新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス) 

著者:唐木 元(からき げん)

出版日:2015/8/7

本の長さ:208ページ

みやざと

読み終えるまで約5時間、平日の夜を3日かけて読みました
ノートにメモしながらだったので少し時間はかかりましたが、読むだけなら3〜4時間で読めると思います。

※〜2021.5/13(木)までKindle本で半額中

目次

「新しい文章力の教室」の目次

1章は文章の構成について学べます。2〜5章は主に言葉づかいの磨き方について学べます。

第1章 書く前に準備する 書く前の準備で文章が決まる

第2章 読み返して直す 「完読」目指して文章を磨いていく

第3章 もっと明快に 読者の負担を取り除いてもっと伝わる文章にする

第4章 もっとスムーズに 読者に伝わる丁寧な文章にしていく

第5章 読んでもらう工夫 文章を伝える工夫は仕事の基本にも通じる

「新しい文章力の教室」を読んだ感想

第1章の初っ端から「良い文章とは完読される文章である」というパワーワードで始まります。

この本を読んだ目的は「自分の記事は伝わるのか?」を解決するためでした。「でも伝わる以前に最後まで読んでもらわないと意味ないじゃん!」という大前提を早速気づかせてくれる素敵な本です。

主な内容として、完読させる文章にするにはどんな言い回しを使うべきかについて書かれています。

辞書的に使える構成なので、最初からじっくり読むというよりまずは最後までザーッと流すような読み方がオススメです。

この本は記事作成、推敲、リライトといった場面で再度読み返し、活用する使い方をすると良いと感じました。使えば使うほど次第に文章力が鍛えられるような本だと思います。

「新しい文章力の教室」から学んだこと5選

文章の構成の仕方、言葉づかいの磨き方について全部で77個紹介されています。

その中から学んだこと、気づいたことを5個選んで紹介します。

基本の構成は「サビ頭」

「PREP法」で構成しようということです。(結論、理由、具体例、結論の順番で書く構成のこと)

私はPREP法を話として伝わりやすくなるからという意識で使っていました。

この本では、

冒頭で読者の興味をグイッと引きつけ、関心をキープしたまま、目標である「完読」にこぎ付ける。

P43

と書かれており、「完読させる」という観点でも文章の頭に結論を持ってくるのは重要だということを気づかせてくれました。

完成度より全体像の把握を優先する

記事を書いていると途中で文章書く手が止まり、悩んでいると何時間も経っていたということがあります。

そんなときは完成度が低くても最後まで書き通すことが重要なんです。

その理由として修正はいつでもできるし、最後まで見渡せると修正点が見つけやすくなります。

記事作成時に手が止まったら、あまり細かいところにこだわり過ぎず、さっさと書けるところから書いてしまおうと思います。

みやざと

テストのように解ける問題から解いていくみたいなイメージで、どんどん書き進めてしまいましょう。

学術論文のようなお堅い言葉づかいは読みづらい

例としては下記のような感じです。

✗「その内容が価値を有するのか検証する

○「その内容に価値があるのか確かめる」

私自身は職業柄、結構✗のような言い回しが体に染み込んでしまってます。

理系の仕事をしている人は共感できるんじゃないでしょうか。

普通の人の目線を想像すると堅苦しくて読みにくいと感じるでしょうね。気をつけなくてはと思いました。

体言止めは読者に負担を与える

体言止めは文章がタイトになるので結構使いたくなりませんか。

しかし下記のように読者を疲れさせるという危険な側面があるということを学びました。

「新しい文章力の教室」は8月7日に発売。

●隠されているのはどれ?

 発売する。(現在・能動)

○発売される。(現在・受動)

 発売した。(過去・能動)

 発売された。(過去・受動)

P138

上記のように隠されたものを類推する脳の働きを読者にさせてしまうことがあるので、使い勝手が良くても体言止めは最小限に使うのが良さそうです。

文頭一語目に続く読点は頭の悪そうな印象を与える

特に接続詞が一語目のときと、文頭で主語を形成しているときが特に危険で、間の抜けたような印象をもたらしてしまうことを学びました。

その理由はいきなり読点を打つと、内容を考えながらしゃべっている人の口調に似てしまうからと著者は考えています。

わかりやすい例えとしてバナナマン日村さんがやる「幼少期の貴乃花」のモノマネをあげていますが、言われてみると確かにそんな感じがするので今後は気をつけようと思いました。

みやざと

小学生のころ接続詞の後には「、」を打つって習ったような気が。。。
特に意識せず読点を打ってましたが気をつけようと思いました。

「新しい文章力の教室」のまとめ

今回は「新しい文章力の教室」の感想について紹介させてもらいました。

読者に完読してもらうための文章力の磨き方について学べます。

この本は読みやすい文章を書くために気をつけるべきポイントについて網羅的に知ることができました。

注意するポイントごとにまとめられているので辞書のような使い方がオススメです。

この本はブログ記事作成後の推敲や、過去記事のリライトをするときの判断基準になるようなポイントがまとめられているので、今後のブログ運営に必要な1冊だと思いました

今回は以上です。

※〜2021.5/13(木)までKindle本で半額中

他にもオススメの文章術の本はこちら。興味がある方はぜひご参考にしてみてください。

【ブログ初心者向け】文章の書き方が学べるおすすめの本ベスト3

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